リニューアルすべき7つのサイン
以下のような症状があれば、リニューアルを検討すべきタイミングです。
1. スマートフォン対応していない
今やWebサイトへのアクセスの70%以上がスマートフォンから。スマホで見づらいサイトは、ユーザーの離脱を招きます。Googleも「モバイルフレンドリー」を重要な評価基準としているため、SEOにも悪影響です。
2. デザインが古く見える
Webデザインのトレンドは3〜5年で変化します。「なんだか古臭い」と感じるサイトは、企業イメージにも悪影響を与えている可能性があります。
古く見えるデザインの特徴
- Flashを使用している
- 影やグラデーションが派手すぎる
- 画像の解像度が低い
- フォントが読みにくい
- 余白が少なく詰まった印象
3. アクセス数や問い合わせが減っている
GoogleアナリティクスやSearch Consoleでアクセス数の推移を確認しましょう。継続的な減少傾向があれば、サイトの魅力や検索順位が落ちている証拠です。
4. 情報の更新が難しい
制作会社に依頼しないと更新できない、更新のたびに費用がかかるという状況では、情報が古いまま放置されがち。自分で更新できる仕組みへの変更を検討しましょう。
5. 表示速度が遅い
ページの読み込みに3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱するというデータがあります。表示速度はSEOにも影響するため、遅いサイトは改善が必要です。
6. 事業内容やサービスが変わった
会社の方針転換、新サービスの追加、ターゲット層の変更など、事業内容に変化があった場合はサイト内容も合わせてアップデートする必要があります。
7. SSL(https)に対応していない
URLが「http://」のままのサイトは、ブラウザで「保護されていない通信」と警告表示されます。ユーザーの不安を招くだけでなく、SEOにもマイナスです。
チェックしてみよう
上記のうち3つ以上当てはまる場合は、リニューアルを本格的に検討すべきタイミングです。
ホームページの寿命は何年?
一般的に、ホームページの寿命は3〜5年と言われています。
なぜ3〜5年なのか
- デザイントレンドの変化:Webデザインは常に進化しています
- 技術の進歩:新しいブラウザや端末への対応が必要になります
- Googleのアルゴリズム変更:SEOの評価基準が変わり、古い対策が通用しなくなります
- ユーザーの期待値の変化:使いやすさの基準が年々上がっています
業種別の目安
- IT・Web業界:2〜3年(最新技術への対応が重要)
- 小売・飲食:3〜4年(トレンドへの対応が必要)
- BtoB・製造業:4〜5年(信頼性重視で変化は緩やか)
- 士業・医療:4〜5年(安心感・信頼感が重要)
ポイント:寿命はあくまで目安。アクセス数や問い合わせ数が維持できていれば、無理にリニューアルする必要はありません。
リニューアル費用の相場
リニューアル費用は、サイトの規模と求める機能によって大きく変わります。
規模別の費用相場
- 小規模(5〜10ページ):20万〜50万円
- 中規模(10〜30ページ):50万〜150万円
- 大規模(30ページ以上):150万〜500万円以上
費用に影響する要素
- デザインのオリジナリティ:テンプレート利用 vs フルオリジナル
- CMSの導入:WordPressなどで自分で更新できるようにするか
- 機能の追加:予約システム、会員機能、ECサイトなど
- コンテンツ制作:文章や写真を新規で用意するか
- SEO対策:キーワード調査や内部対策をどこまで行うか
費用を抑えるコツ
- 既存の写真や文章を活用する
- 必要な機能を絞り込む
- テンプレートをベースにカスタマイズ
- フリーランスや小規模制作会社に依頼
見積もりのポイント
複数社から見積もりを取り、何が含まれているかを必ず確認しましょう。「安い」と思ったら、後から追加費用が発生するケースもあります。
成功するリニューアルのポイント
リニューアルを成功させるには、事前の準備と明確な目標設定が重要です。
1. 目的を明確にする
「なんとなく古いから」ではなく、具体的な課題と目標を設定しましょう。
- 問い合わせ数を月10件から30件に増やしたい
- 採用ページからの応募を増やしたい
- 商品の魅力をもっと伝えたい
- 自分で更新できるようにしたい
2. 現状を分析する
リニューアル前に、現在のサイトの問題点を洗い出しましょう。
- アクセス解析データ(アクセス数、直帰率、滞在時間など)
- どのページがよく見られているか
- どこから離脱しているか
- 競合サイトとの比較
3. ターゲットを再確認する
誰に向けたサイトなのかを改めて整理しましょう。年齢層、性別、悩み、求めている情報など、ペルソナを具体的に設定することで、デザインやコンテンツの方向性が明確になります。
4. 競合サイトを研究する
同業他社のサイトを5〜10サイトほど見て、良い点・悪い点を分析しましょう。自社サイトに取り入れたい要素が見つかるはずです。
5. 既存コンテンツを棚卸しする
現在のサイトのコンテンツを整理し、以下を判断しましょう。
- 残すもの:アクセスが多い、内容が新しいページ
- 更新するもの:情報が古い、デザインだけ変えたいページ
- 削除するもの:不要になったページ、アクセスがないページ
- 新規追加するもの:競合にあって自社にないコンテンツ
ポイント:SEOで評価されているページは、URLを変えずに残すことで検索順位を維持できます。
リニューアルの進め方
スムーズにリニューアルを進めるための基本的な流れを紹介します。
STEP1:ヒアリング・要件定義
制作会社と打ち合わせを行い、目的・ターゲット・必要な機能などを共有します。この段階で予算と納期も明確にしておきましょう。
STEP2:サイト設計・構成案作成
どんなページが必要か、どんな導線で問い合わせにつなげるかを設計します。ワイヤーフレーム(ページの骨組み)を作成し、イメージをすり合わせます。
STEP3:デザイン制作
サイトのビジュアルデザインを制作します。トップページ→下層ページの順で進めることが多いです。
STEP4:コーディング・開発
デザインをもとに、実際に動くWebサイトを構築します。CMSの導入や各種機能の実装もこの段階で行います。
STEP5:テスト・修正
完成したサイトをテスト環境で確認し、表示崩れやリンク切れがないかチェックします。スマホ、PC、各ブラウザでの動作確認も重要です。
STEP6:公開・引き渡し
問題がなければ本番環境に公開。操作方法のレクチャーやマニュアルの引き渡しも行います。
期間の目安
小規模サイト:1〜2ヶ月
中規模サイト:2〜3ヶ月
大規模サイト:3〜6ヶ月
失敗しないための注意点
リニューアルでよくある失敗パターンと回避策を紹介します。
1. SEO順位を維持する
リニューアルでURLが変わると、検索順位が下がるリスクがあります。
- できるだけURLを変えない
- URLを変える場合は301リダイレクトを設定
- リニューアル後すぐにSearch Consoleでインデックス登録をリクエスト
2. 公開直後のトラブルに備える
公開後に問題が見つかることも。すぐに対応できる体制を整えておきましょう。
- 旧サイトのバックアップを取っておく
- 公開日は制作会社がすぐ対応できる日に
- 大型連休前の公開は避ける
3. 運用を見据えた設計にする
リニューアルして終わりではありません。公開後の運用・更新のことも考えて設計しましょう。
- 誰が更新するのか
- どんな頻度で更新するのか
- 更新しやすい仕組みになっているか
4. 見た目だけで判断しない
デザインがきれいになっても、使いにくければ意味がありません。ユーザー目線での使いやすさ、導線設計、ページの読み込み速度なども重要な評価ポイントです。
ポイント:リニューアル後は、アクセス解析で効果を測定し、必要に応じて改善を続けましょう。
まとめ
ホームページのリニューアルは、ビジネスを成長させる大きなチャンスです。
リニューアル成功のチェックリスト
- リニューアルの目的を明確にする
- 現状のサイトを分析する
- ターゲットと競合を再確認する
- 予算と納期を明確にする
- SEOを考慮した設計にする
- 運用・更新のことも考える
- 複数社から見積もりを取る
「うちのサイト、リニューアルした方がいい?」と迷ったら、まずは専門家に相談してみましょう。LIKaNONでは、現状のサイトを無料で診断し、最適なリニューアルプランをご提案します。