キーワード選定とは?なぜ重要なのか
キーワード選定とは、自社サイトで狙うべき検索キーワードを決めることです。SEO対策の最初のステップであり、最も重要な工程と言っても過言ではありません。
キーワード選定が重要な3つの理由
1. 検索されないキーワードでは集客できない
どんなに素晴らしい記事を書いても、誰も検索しないキーワードでは意味がありません。月間検索ボリュームを確認し、需要のあるキーワードを選ぶことが大切です。
2. 競合が強すぎると上位表示できない
「ダイエット」「転職」など、検索ボリュームが大きいキーワードは競合も強力です。小規模事業者が狙うには、適切な難易度のキーワードを選ぶ必要があります。
3. 検索意図とずれると成約につながらない
アクセスが増えても、購入や問い合わせにつながらなければ意味がありません。「買いたい」人が検索するキーワードと、「知りたい」だけの人が検索するキーワードは異なります。
つまり、キーワード選定を間違えると、時間と労力をかけてコンテンツを作っても成果が出ないという事態になってしまうのです。
検索意図を理解する|4つのタイプ
キーワードを選ぶ前に、ユーザーがそのキーワードで何を求めているのか(検索意図)を理解することが重要です。
検索意図の4つのタイプ
1. Know(知りたい)
意図:情報を得たい
キーワード例:「SEOとは」「確定申告 やり方」
成約率:低い(情報収集段階のため)
2. Go(行きたい)
意図:特定のサイトに行きたい
キーワード例:「Amazon ログイン」「楽天市場」
成約率:-(指名検索のため対策不要)
3. Do(したい)
意図:何かを実行したい
キーワード例:「Excel 使い方」「写真 加工」
成約率:中程度(行動意欲あり)
4. Buy(買いたい)
意図:購入・申込したい
キーワード例:「ホームページ制作 見積もり」「整体 新宿 予約」
成約率:高い(購入意欲が明確)
ポイント:ビジネスサイトなら「Buy」意図のキーワードを優先的に狙いましょう。ただし、「Know」意図のキーワードでもブログ記事として価値があり、見込み客との接点になります。
検索意図の確認方法
検索意図を確認する最も簡単な方法は、実際にGoogleで検索してみることです。
- 上位10件のサイトを確認する
- どんなタイプのコンテンツが多いか見る(記事?商品ページ?比較サイト?)
- Googleが何を「正解」と考えているか把握する
上位表示されているサイトと同じ方向性のコンテンツを作ることが、SEOで成功する近道です。
キーワードの種類と特徴
キーワードは検索ボリュームや競合の強さによって、いくつかのタイプに分類できます。
ビッグキーワード
月間検索ボリュームが1万回以上の大きなキーワードです。
例:「ダイエット」「転職」「ホームページ制作」
特徴:検索ボリュームは大きいが、競合が非常に強い。大手サイトや専門メディアが上位を占める。
ミドルキーワード
月間検索ボリュームが1,000〜1万回程度のキーワードです。
例:「ダイエット 食事」「ホームページ制作 費用」
特徴:適度な検索ボリュームと競合バランス。中小企業でも狙いやすい。
ロングテールキーワード(スモールキーワード)
月間検索ボリュームが1,000回未満の複合キーワードです。
例:「ダイエット 食事 レシピ 簡単」「ホームページ制作 個人事業主 格安」
特徴:検索ボリュームは小さいが、競合が少なく上位表示しやすい。検索意図が明確で成約率が高い。
小規模事業者におすすめ:まずはロングテールキーワードで上位表示を狙い、徐々にミドルキーワードに挑戦していく戦略が効果的です。
無料で使えるキーワード調査ツール5選
キーワード選定には、データに基づいた調査が欠かせません。ここでは、無料で使えるツールを5つ紹介します。
1. Googleキーワードプランナー
Googleが提供する公式ツール。Google広告アカウント(無料)が必要です。
- できること:月間検索ボリューム、競合性、関連キーワードの取得
- メリット:Googleの公式データなので信頼性が高い
- デメリット:広告を出稿していないと、検索ボリュームが「100〜1,000」のように幅で表示される
2. Googleトレンド
検索キーワードのトレンド(人気度の推移)を確認できます。
- できること:時期による検索需要の変化、地域別の関心度、関連トピック
- 活用例:季節性のあるキーワードの確認、上昇トレンドのキーワード発見
3. ラッコキーワード
日本語に特化した無料キーワードツール。関連キーワードを大量に取得できます。
- できること:サジェストキーワード一覧、共起語、見出し抽出
- メリット:無料で使いやすい、日本語対応が優秀
- 活用例:コンテンツのネタ出し、構成案作成
4. Googleサーチコンソール
自サイトがどんなキーワードで検索されているか確認できます。
- できること:検索クエリ、表示回数、クリック数、平均順位
- 活用例:既に上位表示されているキーワードの発見、改善すべきページの特定
5. Ubersuggest(無料版)
キーワードの検索ボリューム、SEO難易度を確認できます(1日3回まで無料)。
- できること:検索ボリューム、SEO難易度、関連キーワード
- メリット:SEO難易度が数値でわかりやすい
おすすめの組み合わせ:ラッコキーワードで関連キーワードを洗い出し → Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認 → Googleトレンドでトレンドをチェック
キーワード選定の5ステップ
実際にキーワードを選定する手順を5ステップで解説します。
ステップ1:軸となるキーワードを決める
まず、自社のビジネスに関連する軸キーワードを決めます。
例:整体院の場合
- 整体
- 肩こり
- 腰痛
- 骨盤矯正
ステップ2:関連キーワードを洗い出す
ラッコキーワードなどを使って、軸キーワードの関連語を洗い出します。
- サジェストキーワード(検索窓に出てくる候補)
- 関連検索(検索結果下部に表示)
- お客様からよくある質問
ステップ3:検索ボリュームを確認する
Googleキーワードプランナーで各キーワードの月間検索ボリュームを確認します。
目安:小規模事業者が狙うなら、月間100〜1,000回程度のキーワードがおすすめ。検索ボリュームが大きすぎると競合が強く、小さすぎるとアクセスが見込めません。
ステップ4:競合の強さを確認する
実際にGoogleで検索して、上位表示されているサイトを確認します。
- 大手企業や有名メディアばかり → 競合が強い
- 個人ブログや中小企業サイトが多い → 狙い目
- 上位サイトの記事の質を確認(勝てそうか?)
ステップ5:優先順位をつけてリスト化する
以下の基準でキーワードに優先順位をつけ、リスト化します。
優先度の判断基準
- 検索意図:Buy意図のキーワードを優先
- 検索ボリューム:適度なボリュームがあるか
- 競合の強さ:勝てる見込みがあるか
- 自社の強み:専門性を活かせるか
よくある失敗と対策
失敗1:ビッグキーワードばかり狙う
「整体」「ホームページ制作」など、大きなキーワードは競合が強すぎます。
対策:「整体 肩こり 新宿」「ホームページ制作 個人事業主 格安」など、ロングテールキーワードから攻める
失敗2:検索ボリュームだけで判断する
検索ボリュームが大きくても、検索意図がずれていると成約につながりません。
対策:検索意図を必ず確認。「Buy」意図のキーワードを優先的に選ぶ
失敗3:1ページで複数のキーワードを狙いすぎる
1つのページでたくさんのキーワードを狙おうとすると、どれも中途半端になります。
対策:1ページ1キーワード(+関連語)が基本。別のキーワードは別ページで対策する
失敗4:一度選んだら放置する
検索トレンドは変化します。定期的な見直しが必要です。
対策:Googleサーチコンソールで順位をモニタリング。3〜6ヶ月ごとにキーワードを見直す
まとめ
キーワード選定は、SEO対策の成否を分ける重要なステップです。正しい方法で選べば、効率よく集客できるようになります。
キーワード選定のポイント
- 検索意図(Know/Go/Do/Buy)を理解する
- ロングテールキーワードから狙う
- 無料ツールを活用してデータに基づいて判断
- 競合の強さを実際に検索して確認
- 1ページ1キーワードを基本にする
- 定期的に見直しと改善を行う
キーワード選定に時間をかけることは、結果的にSEO対策の効率を大きく向上させます。この記事を参考に、ぜひ実践してみてください。
キーワード選定やSEO対策でお困りの方は、LIKaNONにお気軽にご相談ください。