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SEOとは?なぜ重要なのか
SEO(Search Engine Optimization)とは、日本語で検索エンジン最適化。GoogleやYahoo!などの検索結果で、自分のサイトを上位に表示させるための施策のことです。
なぜSEOが重要なのか
考えてみてください。あなたが何かを調べるとき、検索結果の2ページ目まで見ますか?
実は、検索結果の1ページ目(上位10件)で約90%のクリックが集中しています。つまり、2ページ目以降はほとんど見られていないのです。
検索順位とクリック率の関係
- 1位:約28%のクリック
- 2位:約15%のクリック
- 3位:約11%のクリック
- 10位:約2.5%のクリック
※出典:Advanced Web Ranking調査データより
つまり、SEO対策をしないということは、存在しないのと同じ状態になってしまうのです。
まずは押さえたい!SEO対策の基本5つ
SEOには様々な施策がありますが、まずは以下の5つを確実に押さえましょう。
1. 適切なキーワード選定
お客様がどんな言葉で検索するかを考えることが第一歩です。
例えば、整体院なら肩こり 整体 〇〇市腰痛 治療 おすすめといった具体的なキーワードを狙います。
ポイント:ビッグキーワード(例:整体)よりも、ロングテールキーワード(例:肩こり ひどい 整体 新宿)の方が競争が少なく、成約率も高い傾向があります。
2. タイトルタグの最適化
タイトルタグは、検索結果に表示される最も重要な要素です。
- 32文字以内に収める(長いと省略される)
- 狙うキーワードを前半に入れる
- クリックしたくなる魅力的な表現を
悪い例:株式会社〇〇のホームページ
良い例:新宿の肩こり専門整体|初回50%OFF|〇〇整体院
3. meta descriptionの設定
検索結果でタイトルの下に表示される説明文です。直接的なランキング要因ではありませんが、クリック率に大きく影響します。
- 120文字程度で簡潔に
- ページの内容を正確に要約
- 行動を促す言葉を入れる(詳しくはこちら今すぐ確認など)
4. 見出し構造の最適化
h1、h2、h3タグを正しい階層で使うことで、Googleがページの構造を理解しやすくなります。
- h1タグは1ページに1つだけ
- h2、h3で論理的に構造化
- 見出しにもキーワードを自然に含める
5. スマホ対応(モバイルフレンドリー)
現在、Googleはモバイルファーストインデックスを採用しています。つまり、スマホ版のサイトを基準に評価されるということです。
スマホで見づらいサイトは、検索順位が下がる可能性があります。
コンテンツSEO:価値ある情報を発信する
Googleが最も重視しているのは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツです。
E-E-A-Tを意識する
Googleは以下の4つの要素を重視しています。
- Experience(経験):実際の体験に基づいた情報か
- Expertise(専門性):その分野の専門知識があるか
- Authoritativeness(権威性):信頼できる情報源か
- Trustworthiness(信頼性):サイト全体が信頼できるか
ブログを活用する
定期的なブログ更新は、SEOに非常に効果的です。
- お客様からよくある質問をブログ記事に
- 業界の最新情報を発信
- 専門知識をわかりやすく解説
更新頻度の目安:週1〜2記事が理想ですが、質の低い記事を量産するよりも、月1〜2記事でも質の高い記事を書く方が効果的です。
テクニカルSEO:サイトの土台を整える
コンテンツが良くても、技術的な問題があると評価されません。
表示速度の改善
ページの読み込みが3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱するというデータがあります。
- 画像を圧縮・最適化する
- 不要なプラグインを削除
- キャッシュを活用する
SSL化(https)
サイトのURLがhttp://ではなくhttps://になっているか確認しましょう。SSL化されていないサイトは、保護されていない通信と表示され、ユーザーに不安を与えます。
構造化データの実装
構造化データを使うと、検索結果でリッチスニペット(★評価やFAQなど)が表示され、クリック率が向上します。
ローカルSEO:地域ビジネスならこれも必須
店舗やサロンなど、地域に根ざしたビジネスなら、ローカルSEOは必須です。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)
無料で登録でき、〇〇市 美容院などの検索で地図と一緒に表示されます。
- 正確な住所・電話番号・営業時間を登録
- 写真を定期的に追加
- 口コミには必ず返信する
- 投稿機能でお知らせを発信
NAP情報の統一
NAP(Name、Address、Phone)情報は、サイト内やポータルサイトで統一することが重要です。表記揺れがあると、Googleが混乱して評価が下がることがあります。
よくある失敗と注意点
やってはいけないこと
- キーワードの詰め込みすぎ:不自然な文章になり、逆効果
- コピーコンテンツ:他サイトの文章をコピーすると、ペナルティの対象に
- リンクの購入:Googleのガイドライン違反。ペナルティで検索圏外になることも
- 更新の放置:古い情報のままだと評価が下がる
焦らないことが大切
SEOは、効果が出るまでに3〜6ヶ月かかるのが一般的です。すぐに結果が出ないからといって諦めず、継続することが大切です。
まとめ
SEO対策は、一朝一夕で成果が出るものではありません。しかし、正しい方法で継続すれば、広告費をかけずに安定した集客が実現できます。
今日からできるSEO対策チェックリスト
- タイトルタグに狙うキーワードを入れる
- meta descriptionを設定する
- 見出しタグを正しく使う
- スマホで見やすいか確認する
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- 定期的にブログを更新する
SEO対策が難しい時間がないという方は、ぜひLIKaNONにご相談ください。SEOを意識したホームページ制作・運用代行で、あなたのビジネスをサポートします。