目次
LP(ランディングページ)とは?
LP(ランディングページ)とは、特定のアクション(購入・問い合わせ・資料請求など)に特化した1ページ完結型のWebページのことです。
主にWeb広告やSNS広告からの流入先として使われ、訪問者を「コンバージョン(成約)」に導くことを目的としています。
LPの特徴
- 1ページ完結:必要な情報がすべて1ページにまとまっている
- 縦長デザイン:スクロールで情報を読み進める構成
- 明確なゴール:問い合わせ・購入など、1つのアクションに集中
- 広告との連携:Web広告やSNS広告の遷移先として設計
ポイント:LPは「広告費を成果に変える」ための重要なページです。いくら広告でクリックを集めても、LPの出来が悪ければ成果につながりません。
LPとホームページの違い
LPとホームページは役割が全く異なります。それぞれの特徴を理解して、目的に合わせて使い分けましょう。
比較表
| 項目 | LP | ホームページ |
|---|---|---|
| 目的 | 特定のアクションへ誘導 | 企業・サービス全体の紹介 |
| ページ数 | 1ページ | 複数ページ |
| 構成 | 縦長・スクロール型 | 複数ページへのナビゲーション |
| 集客方法 | 広告からの流入がメイン | 検索(SEO)からの流入がメイン |
| 制作期間 | 2週間〜1ヶ月 | 1〜3ヶ月 |
LPが向いているケース
- Web広告で集客したい
- キャンペーンや期間限定の訴求をしたい
- 特定の商品・サービスに絞って訴求したい
- 短期間で成果を出したい
ホームページが向いているケース
- 企業の信頼性をアピールしたい
- 複数のサービス・商品を紹介したい
- 検索エンジンからの流入を増やしたい
- 長期的な集客基盤を作りたい
最強の組み合わせ
ホームページとLPは「どちらか」ではなく「両方」持つのがベスト。ホームページで信頼性を担保しながら、LPで広告からのコンバージョンを最大化できます。
成果を出すLPの構成要素
効果的なLPには、ユーザーの心理に沿った「型」があります。この構成に沿って作ることで、訪問者を自然にコンバージョンへと導けます。
1. ファーストビュー(最重要)
ページを開いて最初に目に入る部分。3秒以内に興味を引けるかが勝負です。
- キャッチコピー:ターゲットの悩みに刺さる一言
- サブキャッチ:キャッチを補足する説明
- メインビジュアル:商品・サービスのイメージ画像
- CTA(行動喚起)ボタン:「無料相談はこちら」など
2. 共感・問題提起
ターゲットが抱える悩みや課題を言語化し、「自分のことだ」と感じてもらうセクション。
- 「こんなお悩みはありませんか?」形式が定番
- ターゲットの言葉で書く(専門用語NG)
- チェックリスト形式で複数の悩みを列挙
3. 解決策・ベネフィット
商品・サービスが悩みをどう解決するのか、得られる未来(ベネフィット)を伝えます。
- 機能(スペック)ではなく、得られる結果を訴求
- Before/After形式が効果的
- 数字で具体的に示す(売上〇%アップなど)
4. 選ばれる理由(強み・差別化)
なぜ競合ではなく、あなたを選ぶべきなのかを明確にします。
- 3〜5つの強みをわかりやすく提示
- アイコン+見出し+説明文の形式が見やすい
- 競合との比較表も効果的
5. 実績・事例
信頼性を高めるための客観的な証拠を提示します。
- 導入実績・制作実績の数字
- 具体的な成功事例(Before/After)
- 受賞歴・メディア掲載実績
6. お客様の声(社会的証明)
第三者の声は広告感を消して信頼性を高める効果があります。
- 顔写真+名前(イニシャル可)付きが理想
- 具体的なエピソードを含める
- ターゲットに近い人の声を選ぶ
7. 料金・プラン
価格への不安を取り除き、申し込みのハードルを下げるセクション。
- 料金体系をシンプルにわかりやすく
- 複数プランがあれば比較表で
- 「〇〇円〜」など目安を示す
8. よくある質問(FAQ)
申し込み前の不安や疑問を先回りして解消します。
- 実際に多い質問を5〜10個程度
- ネガティブな質問にも正直に回答
- 専門用語は避けてわかりやすく
9. CTA(行動喚起)
最後の背中を押すセクション。複数箇所に配置することが重要です。
- 目立つデザインのボタン
- 「今だけ」「限定」など緊急性を出す
- ハードルを下げる言葉(「無料」「30秒で完了」など)
LP制作の7つのステップ
成果を出すLPを作るには、正しい手順で進めることが大切です。以下の7ステップに沿って制作しましょう。
ステップ1:目的とゴールの設定
まず、LPで達成したい目標を明確にします。
- 問い合わせ獲得?資料請求?商品購入?
- 目標数値(月間〇件など)を設定
- KPI(成約率、離脱率など)を決める
ステップ2:ターゲット(ペルソナ)設定
誰に向けたLPなのかを具体的に設定します。
- 年齢、性別、職業、年収
- 抱えている悩み・課題
- 普段使うSNS、情報収集方法
- 商品・サービスを検討する理由
ペルソナ設定のコツ:実在する1人の人物をイメージして設定すると、刺さるコピーが書けます。「30代女性」ではなく「32歳、都内在住、IT企業勤務の山田さん」のように具体的に。
ステップ3:競合調査・市場分析
競合のLPを分析し、自社の差別化ポイントを明確にします。
- 競合のLPを5〜10個チェック
- 構成、訴求ポイント、価格帯を比較
- 自社ならではの強みを洗い出す
ステップ4:構成(ワイヤーフレーム)作成
前述の構成要素をもとに、ページの骨組みを作ります。
- 各セクションの順番と内容を決める
- 必要な素材(写真、図など)をリストアップ
- デザイン前に構成を確定させる
ステップ5:コピーライティング
ターゲットに刺さる文章を作成します。LPの成否を分ける最重要ポイント。
- ファーストビューのキャッチコピーは特に重要
- ターゲットの言葉で書く(専門用語を避ける)
- ベネフィットを具体的に伝える
- 読みやすい文章量に調整
ステップ6:デザイン・コーディング
構成とコピーをもとに、視覚的に魅力的なデザインを制作します。
- ブランドイメージに合った配色
- CTAボタンは目立つ色で
- スマホ対応(レスポンシブデザイン)必須
- 表示速度を意識した軽量化
ステップ7:公開・効果測定・改善
LPは作って終わりではなく、改善し続けることが大切です。
- アクセス解析(GA4など)を設定
- ヒートマップでユーザー行動を分析
- A/Bテストで改善を繰り返す
- 定期的にコンバージョン率をチェック
LP制作の費用相場【2025年版】
LP制作の費用は、依頼先や内容によって大きく異なります。以下は2025年時点の相場です。
費用相場の早見表
| 価格帯 | 依頼先 | 含まれる内容 |
|---|---|---|
| 10万円以下 | フリーランス・テンプレート利用 | 基本的なデザイン+コーディング |
| 10〜30万円 | フリーランス・小規模制作会社 | オリジナルデザイン+コーディング |
| 30〜60万円 | 中小規模制作会社 | 構成設計+デザイン+ライティング |
| 60〜100万円 | 制作会社・マーケティング会社 | 戦略設計〜デザイン〜運用サポート |
| 100万円以上 | 大手制作会社 | マーケティング全体支援+広告運用連携 |
価格帯別の特徴
10万円以下のLP
テンプレートをベースにしたシンプルなLP。構成・ライティング・素材は自分で用意する必要があります。テスト用や予算が限られている場合に。
30〜60万円のLP(最も需要が高い)
オリジナルデザインに加え、構成設計やライティングまで任せられるのがこの価格帯。費用対効果のバランスが良く、多くの企業が選ぶゾーンです。
60万円以上のLP
マーケティング視点からの戦略設計、広告運用との連携、公開後の改善サポートまで一貫して依頼可能。本格的に成果を追求したい場合に。
費用を抑えるコツ
- 素材(写真・テキスト)を自分で用意する
- 構成を事前に固めておく
- 複数社から見積もりを取る
- フリーランスへの依頼も検討する
LP作成ツール比較
HTMLやCSSの知識がなくても、ツールを使えば自分でLPを作成できます。代表的なツールを比較します。
おすすめLP作成ツール
ペライチ(国産・初心者向け)
- 日本語対応で操作が簡単
- テンプレートが豊富
- 無料プランあり(機能制限あり)
- 月額料金:無料〜3,940円
STUDIO(国産・デザイン重視)
- デザインの自由度が高い
- ノーコードで本格的なLPが作れる
- チーム制作にも対応
- 月額料金:無料〜5,280円
Wix(海外製・多機能)
- 世界で最も使われているノーコードツール
- テンプレート数が豊富
- EC機能など拡張性が高い
- 月額料金:無料〜約3,000円
WordPress+Elementor
- カスタマイズ性が最も高い
- SEO対策がしやすい
- 学習コストはやや高め
- サーバー代+テーマ代が必要
ツール選びのポイント:操作のしやすさを重視するならペライチ、デザイン性を重視するならSTUDIO、本格的なサイトを作りたいならWordPressがおすすめです。
成功するLPの5つのポイント
LP制作で成果を出すために、必ず押さえておきたい5つの重要ポイントを解説します。
1. ファーストビューで離脱させない
訪問者の約70%がファーストビューで離脱すると言われています。最初の3秒で「自分に関係がある」と思わせることが重要です。
- キャッチコピーはターゲットの悩みを言語化
- 「誰のための」LPかを明確に
- メインビジュアルは高品質なものを使用
2. スマホファーストで設計する
LP訪問者の70〜80%はスマホからアクセスします。PC版よりスマホ版を優先して設計しましょう。
- タップしやすいボタンサイズ(44px以上)
- 読みやすいフォントサイズ(16px以上)
- 縦スクロールで完結する設計
3. CTAボタンは複数箇所に配置
申し込みボタンは1箇所ではなく、複数箇所に配置することでコンバージョン率が上がります。
- ファーストビュー内に1つ目
- ページ中盤にも配置
- ページ最下部に最終CTA
- 固定ヘッダー・フッターにも設置
4. 信頼性を高める要素を入れる
「怪しい」「本当に大丈夫?」という不安を払拭するため、信頼性を高める要素を盛り込みます。
- 実績数字(導入〇社、満足度〇%など)
- お客様の声(顔写真付きがベスト)
- メディア掲載・受賞歴
- 運営者情報・会社概要
5. 表示速度を最適化する
ページの表示が1秒遅れるとコンバージョン率が7%低下すると言われています。
- 画像は圧縮してから使用
- 動画の自動再生は避ける
- 不要なスクリプトを削除
- PageSpeed Insightsでチェック
よくある質問
Q. LP制作の費用相場はいくらですか?
A. LP制作の費用相場は10万円〜100万円以上と幅広いです。フリーランスへの依頼で10万円以下、中小規模の制作会社で30万〜60万円、マーケティング支援込みの大手制作会社で60万円以上が目安です。
Q. LP制作にかかる期間はどのくらいですか?
A. LP制作期間は内容によって異なりますが、シンプルなLPで2〜3週間、本格的なLPで1〜2ヶ月が目安です。企画・構成に1〜2週間、デザインに1〜2週間、コーディング・テストに1〜2週間程度かかります。
Q. LPとホームページの違いは何ですか?
A. LPは特定のアクション(購入・問い合わせなど)に特化した1ページ構成のサイトです。一方、ホームページは企業・サービス全体の情報を伝える複数ページ構成のサイトです。LPは広告からの流入に最適化されています。
Q. LP制作を自分で作ることはできますか?
A. はい、LP作成ツール(Wix、ペライチ、STUDIO等)を使えば、HTMLやCSSの知識がなくても自分でLPを作成できます。ただし、成果を出すLPには構成・コピーライティング・デザインのノウハウが必要なため、プロへの依頼も検討してください。
Q. LPのコンバージョン率の目安は?
A. 業界や商材によって異なりますが、一般的なLPのコンバージョン率は1〜3%程度です。広告との相性やターゲットの温度感によっても変わりますが、5%を超えると高い成果と言えます。
まとめ
LP(ランディングページ)は、広告費を成果に変えるための重要なWebページです。
LP制作のポイントまとめ
- LPは特定のアクションに特化した1ページ完結型サイト
- 成果を出すには「型」に沿った構成が重要
- 費用相場は10万円〜100万円以上(30〜60万円帯が人気)
- ツールを使えば自作も可能だが、成果にはノウハウが必要
- ファーストビュー・スマホ対応・CTAボタン配置がカギ
- 作って終わりではなく、改善し続けることが大切
「広告を出しているけど成果が出ない」「LPを作りたいけど何から始めれば…」という方は、ぜひ専門家に相談してみてください。
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