なぜフォーム設計が重要なのか
お問い合わせフォームは、ホームページの最終的な成果を左右する重要なポイントです。
フォームで離脱が起きる理由
- 入力項目が多すぎる
- 何を入力すればいいかわからない
- エラーが出ても原因がわからない
- スマホで入力しにくい
- 個人情報を入力するのが不安
知っていますか?
フォームの入力項目を1つ減らすだけで、コンバージョン率が約10%向上するというデータもあります。フォームの最適化は、最も費用対効果の高い改善施策の1つです。
入力項目は最小限に
フォームの項目数は、少なければ少ないほど良いです。
必須項目の見直し
本当に必要な情報だけを聞きましょう。
- 必須:名前、メールアドレス(または電話番号)、お問い合わせ内容
- 検討:会社名、電話番号(メールがあれば不要な場合も)
- 不要:住所、FAX番号、部署名(初回問い合わせでは不要)
良い例:最小限の項目
- お名前(必須)
- メールアドレス(必須)
- お問い合わせ内容(必須)
悪い例:項目が多すぎる
- 会社名、部署名、役職、氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、ホームページURL、お問い合わせ種別、お問い合わせ内容...
任意項目の扱い
任意項目を設ける場合は、「任意」であることを明記しましょう。必須と任意の区別がつかないと、全部入力しなければいけないと思われ、離脱の原因になります。
ポイント:詳細な情報は、お問い合わせ後のやり取りで聞けば大丈夫。まずは問い合わせのハードルを下げることが優先です。
入力しやすいデザインのコツ
1. ラベルは入力欄の上に配置
ラベル(項目名)は入力欄の上に配置するのがベストです。左側に配置すると、スマホで見にくくなります。
2. 入力欄は十分な大きさに
入力欄が小さいと、何を入力しているか見えにくくなります。高さは最低40px以上、フォントサイズは16px以上を推奨します。
3. プレースホルダーを活用
入力欄の中に薄いグレーで例文を表示することで、何を入力すべきかわかりやすくなります。
- 例:「例:山田太郎」「例:info@example.com」
4. エラー表示は具体的に
「入力エラーがあります」だけでは不十分。どの項目が、なぜエラーなのかを具体的に表示しましょう。
- × 「入力内容に誤りがあります」
- ○ 「メールアドレスの形式が正しくありません(例:info@example.com)」
5. リアルタイムバリデーション
入力中にエラーをチェックして、その場でフィードバックを返す仕組みです。送信ボタンを押してからエラーが出るより、ストレスが少なくなります。
フォームの配置と導線
フォームへの導線を複数用意
お問い合わせフォームへのリンクは、複数箇所に設置しましょう。
- ヘッダーの固定ボタン
- 各ページの末尾
- サービス説明の後
- 料金表の下
- フッター
CTAボタンの文言
ボタンの文言も重要です。
- × 「送信」「Submit」(冷たい印象)
- ○ 「無料で相談する」「お見積りを依頼する」(具体的でメリットがわかる)
ポイント:「無料」「簡単」「30秒で完了」など、心理的ハードルを下げる言葉を添えると効果的です。
フォームの表示方法
- 専用ページ型:お問い合わせ専用ページに設置
- ページ内埋め込み型:トップページやサービスページの下部に埋め込み
- モーダル型:ボタンクリックでポップアップ表示
コンバージョン率を上げるには、ページ内埋め込み型が効果的。ページ遷移なしで問い合わせできるため、離脱を防げます。
信頼感を高める要素
個人情報を入力するフォームでは、信頼感が重要です。
1. プライバシーポリシーへのリンク
「入力いただいた情報は、プライバシーポリシーに基づき適切に管理します」といった文言とリンクを設置しましょう。
2. SSL対応の明示
「このフォームはSSL暗号化通信で保護されています」と表示することで、セキュリティへの配慮をアピールできます。
3. 返信までの目安を記載
「通常24時間以内にご返信いたします」など、いつ頃返事がもらえるかを明記すると安心感が生まれます。
4. 実績や資格の表示
フォーム近くに「制作実績100件以上」「満足度98%」などの実績を表示すると、問い合わせのハードルが下がります。
スパム対策も忘れずに
reCAPTCHAなどのスパム対策を導入しましょう。ただし、ユーザーに負担をかけすぎないよう、reCAPTCHA v3(見えないタイプ)がおすすめです。
スマホ対応の重要性
現在、Webサイトへのアクセスの70%以上がスマートフォンからと言われています。フォームもスマホで使いやすいことが必須です。
スマホ対応のチェックポイント
- タップしやすいサイズ:ボタンや入力欄は指でタップしやすい大きさ(44px以上推奨)
- 入力タイプの設定:メールアドレス欄では@キーが表示されるキーボード、電話番号欄では数字キーボードが出るように設定
- 自動ズームの防止:フォントサイズ16px以上でiOSの自動ズームを防ぐ
- 横スクロールなし:フォームが画面からはみ出ないように
入力タイプの設定例
- メールアドレス:type="email"
- 電話番号:type="tel"
- URL:type="url"
- 数字のみ:inputmode="numeric"
送信完了後の体験も大切
送信後は必ず完了画面を表示し、「お問い合わせありがとうございます。〇営業日以内にご連絡いたします。」といったメッセージを出しましょう。自動返信メールも設定しておくとベターです。
まとめ
お問い合わせフォームの最適化は、最も費用対効果の高いサイト改善の1つです。
フォーム最適化チェックリスト
- 入力項目は必要最小限にする
- 必須と任意を明確に区別する
- 入力欄は十分な大きさで見やすく
- エラーメッセージは具体的に
- CTAボタンはメリットが伝わる文言に
- プライバシーポリシーをリンク
- スマホでの使いやすさを確認
- 送信完了画面と自動返信メールを設定
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