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「何から始めればいいか分からない」の正体
「そろそろホームページ作らないとな」と思って、検索バーに「ホームページ 作り方」と打つ。出てくるのは専門用語だらけの記事。ドメイン、サーバー、CMS、CMSって何?と調べはじめて、気づけば30分経っている。
結局タブを閉じて、「また今度にしよう」。これ、ほぼ全員が一度は通る道です。
「何から始めればいいか分からない」の正体は、考えるべき項目が多すぎて、頭の中で絡まっている状態です。絡まっているから、手が動かない。動かないから、また先延ばしになる。
この記事では、その「絡まり」を1本ずつほどいていきます。正体が分かれば、モヤモヤは不思議とほどけます。
モヤモヤ①:いくらかけるのが正解なのか
「ホームページ 費用」で調べると、5万円〜300万円と幅がありすぎて逆に分からなくなる。これは相場が「何を作るか」で大きく変わるからで、比較対象を絞らないと永遠に決まりません。
本音のモヤモヤ
- 安いのは不安、でも高いのも不安
- 「安く作ります!」の広告を見ると怪しく感じる
- 相見積もりを取りたいけど、何を比較すればいいか分からない
- 「成果が出るサイト」という言葉が曖昧でピンと来ない
予算の決め方は「売上の逆算」
「相場」から考えるのではなく、「月いくらの売上がほしいか」から考えるのが一番ブレません。
- 月3万円の売上UPを目指す → 1年で36万円 → 15〜20万円の投資で回収可能
- 月10万円の売上UPを目指す → 1年で120万円 → 30〜50万円の投資でも十分
ホームページは「買うもの」ではなく「回収するもの」と捉えると、予算の議論がシンプルになります。
モヤモヤ②:どこに頼めばハズレないのか
業者選びのモヤモヤは「外れたら困る」という恐怖から来ています。Webは目に見えない買い物なので、サービスや料理のように「食べてから判断」ができません。
本音のモヤモヤ
- 大手は安心そうだけど高い、個人は安いけど続くか不安
- 「制作実績」のページがどこも似ていて違いが分からない
- 営業トークが上手い人ほど、逆に警戒してしまう
- 「途中で連絡が取れなくなった」という話を聞いて怖い
見るべきは「同じ業種・同じ規模」の事例
ハズレを引かない一番簡単な方法は、自分と同じ業種・同じ規模のサイトを作った実績があるかを確認することです。美容院を作りたいのに、ECサイトばかり作っている業者はミスマッチになります。
もう1つのチェックポイントは、見積もりの内訳が具体的か。「デザイン費」「コーディング費」「SEO対策費」と項目が分かれているか。内訳がざっくりした業者は、後から「追加料金」が膨らみやすい傾向があります。
相談だけなら無料のところがほとんど。気になる業者を2〜3社ピックアップして、同じ質問をぶつけてみると、説明の丁寧さで実力が分かります。
モヤモヤ③:デザインの好みをどう伝えるか
「どんなデザインがいいですか?」と聞かれて、言葉に詰まるのは普通のことです。デザインは感覚なので、言語化が難しいんです。
本音のモヤモヤ
- 「シンプル」と言っても、人によって想像が違う気がする
- 好きなサイトはあるけど、それと同じにしてって言っていいの?
- ターゲット層と自分の好みが違ったらどうする?
- 業者に任せすぎると、自分らしくないサイトになりそう
「好きなサイト3つ」を送るのが一番早い
言葉で伝えようとせず、「こういうサイトが好きです」と参考サイトを3つ送るのが最短ルートです。
- 同業のサイト2つ(「この雰囲気が近い」)
- 他業種のサイト1つ(「色味やレイアウトが好き」)
プロはそこから共通項を読み取り、デザインの方向性を組み立てます。「参考にしたい」と伝えること自体は、パクリでもなんでもありません。
モヤモヤ④:文章が書けない・何を載せればいいのか
これ、制作が止まる原因の第1位です。デザインや業者選びは決まっても、「文章ください」と言われた瞬間、手が止まる人がとても多い。
本音のモヤモヤ
- 自分のサービスを自分で説明するのが一番難しい
- 「自慢」みたいになりそうで恥ずかしい
- Q&Aの質問項目が思いつかない
- 料金を載せるか迷う(載せたら比較されそう)
文章は「お客様からよく聞かれること」をそのまま書く
ゼロから書こうとすると詰まります。代わりに、普段お客様から聞かれる質問・言われる感想をそのまま文章にすると、驚くほどスムーズに書けます。
- 「初めてでも大丈夫ですか?」→ そのままQ&Aに
- 「駐車場ありますか?」→ アクセスページに
- 「他の店と何が違うんですか?」→ 強みの説明に
文章が苦手なら、ヒアリングで話した内容をライティング代行してくれる業者を選ぶのも手です。LIKaNONもヒアリングをベースに原稿をこちらで書き起こします。
モヤモヤ⑤:写真素材をどうするか
「写真はご用意いただけますか?」と言われて、スマホの写真フォルダを開いて絶望する。あるあるです。
本音のモヤモヤ
- プロカメラマンに頼むと数万円かかる
- 自分で撮った写真はなんか素人感が出る
- フリー素材だと他の店と被る
- 自分が写るのは抵抗がある
選択肢は3つ、組み合わせでOK
- プロカメラマン:メインビジュアル数枚だけ依頼(2〜5万円)
- スマホで自撮り:自然光で撮れば十分使えます。制作者が構図をアドバイスできます
- 有料ストック写真:背景やイメージカットにはUnsplashやShutterstockが使いやすい
「全部プロで撮る」必要はありません。顔出しが難しい業種なら、手元ショットや商品写真だけで十分雰囲気は伝わります。
モヤモヤ⑥:作った後、ちゃんと運用できるか
「作って終わり」は絶対にイヤ、でも自分で更新できる自信もない。この板挟みで足が止まる人も多いです。
本音のモヤモヤ
- ブログを書き続ける自信がない
- WordPressの管理画面が怖い(壊しそう)
- セキュリティ更新を忘れそう
- 運用丸投げすると費用がかさみそう
「毎月更新しなきゃ」の呪いを外す
結論、全部の業種でブログ更新が必要なわけではありません。
- 予約・問い合わせが目的のサイト → 更新頻度が低くても成果は出る
- 検索からの集客がメインのサイト → ブログ更新が成果に直結
自分のビジネスが前者なら、更新の心配はほぼ不要です。心配なのはセキュリティとバックアップだけで、これは月1,000〜3,000円の保守契約でカバーできます。
動かないうちに、見込み客は取りこぼれている
ここまで読んで「なるほど、整理すれば動けそう」と思ったなら、次の事実も知ってほしいんです。
ホームページがない・不十分な状態で起きていること
- 「よさそうだな」と思ってくれた人が、検索で見つけられずに競合に流れている
- Instagramで知った人が詳細を確認できず、問い合わせ前に離脱している
- 紹介で名前を聞いた人が「ググって出てこないから怪しい」と判断している
- 料金・メニューを知りたい人が電話するのが面倒で他店に流れている
つまり、「作らない」という判断は、実は毎月の見込み客を黙って取りこぼしているということ。これは見えないので気づきにくいですが、金額に換算すると無視できない額になっていることが多いです。
月5人の見込み客を逃していて、1人あたりの売上が1万円なら、年間60万円の機会損失です。これは「制作費が高い」の議論より、よほど大きい。
最初の一歩は「紙1枚」から
モヤモヤを抜けるための第一歩は、業者選びでも予算決めでもなく、「紙1枚の書き出し」です。
紙1枚に書くこと
- 誰に見てほしいか(例:30代女性、地元の人、法人)
- 何を知ってほしいか(例:メニュー、料金、雰囲気、強み)
- 見た後にどうしてほしいか(例:予約、問い合わせ、来店、資料請求)
この3つが書けていれば、業者との会話がほぼ全部楽になります。見積もりも比較しやすく、デザインの方向性もブレません。
逆に、これがないまま業者と話し始めると、「おすすめのプラン」を勧められるがままになり、完成してから「なんか違う」が発生します。
書き出せない場合は、プロとの壁打ちも選択肢です。LIKaNONでは30分の無料相談で、この整理そのものをお手伝いしています。話しながら書けば、驚くほど早く固まります。
まとめ
「何から始めればいいか分からない」の正体は、6つの小さなモヤモヤが絡まっているだけでした。
この記事のポイント
- 予算は「相場」ではなく「売上からの逆算」で決める
- 業者は「同業・同規模の実績」で選ぶ
- デザインは言葉ではなく「参考サイト3つ」で伝える
- 文章は「よく聞かれる質問」をそのまま書く
- 写真は「プロ+自撮り+ストック」の組み合わせでOK
- 運用の心配は、ビジネスの種類で要否が変わる
そして最も大事なこと。動かないうちにも、見込み客は取りこぼれ続けています。「完璧に整理してから動く」より、「紙1枚書いて相談してみる」ほうが、結果的に早くて安く済みます。
LIKaNONでは、この「紙1枚の整理」を30分の無料相談で一緒にやっています。モヤモヤを抱えたまま検索タブを閉じる前に、一度話してみませんか。